この二つの国家の共通点は条件的客観的評価システムの短期的な作用効果によって、国力を増大させ、世界のイニシアチブ・主導権を握った後で、長期的な負の作用によって世界を奈落に誘導してしまった点です。 つまり、戦前のドイツ帝国はファシズム国家、ソビエト連邦は共産主義国家を世界に波及させてしまったことです。 ナチスヒトラー体制は...
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業績評価は公的利益と官僚組織のグループ主義的利益を同化させる工夫の中核となるものです。 業績評価をすすめるためには地方分権が進んでいる場所が望ましいといえます。 自治体が行政において自由裁量で行える範囲が大きい程、自治体間におけるベンチマーキング的改善を試みることができるからです。 しかし、結果的客観的評価システムの一...
『お金は人を幸せにするのか?それとも不幸せにするのか?』の記事の⑵報酬としてのお金が与えられた本人を額に比例して幸福にしているか?(useの要素)におけるそれぞれの目的に沿った客観的評価システムの整備(詳しくはこちらを参照してください)についてここでは詳しく考証していきます。 《介護分野》 民間の有料老人ホームでは入居...
平等や格差における概念は幅広いものがあり、機会の平等と結果の平等、後天的格差と先天的格差、流動的な格差と固定的な格差、社会利益主義的な格差と資本主義万能主義的な格差など様々あり、必ずしも格差が少なく、平等度合いが高いほど、グループ主義を阻害して、争いを少なくしてくれるわけではありません。 それぞれ前者の平等・格差はグル...
近代になって戦争が国全体の総力戦となってから、対外戦争の勝ち負けは国力の度合によって決まるようになりました。 それは、外見上の表面的な国力ではなく、全体的な国民の同意など人的要素が中核となった実質的な国力であり、それは客観的評価システムの機能や整備度合と直結していることが歴史的に見て分かります。 外見上の表面的な国力で...
フランス革命、中国北宋時代末期等大きな動乱の前には必ず国家的財政破綻があり、その主たる原因は歴史的に見てどの時代でも主導権を握る特権階級・既得権益の強固なグループ主義体といえます。 しかし、悉くこの強固なグループ主義体は改革に反対します。 フランス革命直前においてのフランスのブルボン王朝が放漫財政を踏襲したことで破産...
歴史的に見て、大体の国々は国力が増大した国を右倣え右的に模倣する傾向にあります。 イギリスの産業革命しかり、ドイツのメリットシステムしかりです。 よって民主国家が独裁国家にならないためには、民主国家が独裁国家よりも国力的観点から見て、常時、どの面においても優位性を保っていれば、自然に独裁国家➡民主国家の流...
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Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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