二宮尊徳(金次郎)は江戸時代後期に、破綻しかけた多くの藩・村を改革・復興させた人物です。 『一円観(一円融合)の悟り』は金次郎が初めての改革を担った桜町領の復興事業において反対派筆頭で直属の上司である豊田正作の凄まじい横やり・妨害に心が折れそうになりますが、成田山新勝寺の断食修業の後に悟った考え方です。 「復興事業を妨...
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イギリス同様カルバン派諸国の特色として、市場メカニズム主義・資本主義万能主義の精神が根付いており、その度合はイギリスをはるかに超えるものがあります。 ロビー活動が著しく、選挙にしても、外交にしても、裁判にしても、全てお金で動くとも言われる状態です。 金銭的利益が客観的評価システムの充実 した整備などにより、社会の利益と...
イギリスの欠点は、【Ⅰ】ジェントルマン資本主義の流れからの技術・実業軽視、金融・虚業重視の傾向(詳しくはこちらをクリック)と【Ⅱ】客観的評価システムであるエージェンシーなどの業績評価が十分に機能していない(詳しくはこちらをクリック)点です。 【Ⅰ】ジェントルマン資本主義の流れからの技術・実業軽視、金融・虚業重視の傾向を...
漫画『鬼滅の刃』を読んでの記事でも述べていますが、『約束のネバーランド』を読んで一番印象に残ったのは172話「自由」です。 しかし、最近掲載された特別番外編の「母の決意」も同じ位心に残りました。😀 ①「母の決意」の要約 脱走者を出してしまったにも関わらず処分を受けずに、逆にイザベラがグランマに昇格したこ...
封建制度から民主主義制度に移行する過程は大きく分けて三つあります。 一つはⒶカルバン派諸国(イギリス、アメリカ)のように新しい強固なグループ主義の移行によって行われるものです。 二つ目はⒷルター派諸国(北欧諸国)のように他国の成功例の影響によって、君主と国民が協調的に実施していくものです。 三つ目は、©共同体の概念によ...
最近の『鬼滅の刃』ブームは凄まじいものがありますね! 漫画『鬼滅の刃』を読んでの記事でも述べていますが、『鬼滅の刃』の人気の秘密は敵役である鬼に対する主人公、ひいては作者の思い入れ・深い優しさであるような気がします。 今までの漫画はどちらかと言えば、勧善懲悪のストーリーが多かったように思います 相手の立場に立って物事を...
官僚を優遇するとしても今のような公益と相反する天下り制度を推進するわけでは決してありません。 公益と沿う優遇制度(詳しくはこちら)を構築すべきということです。 しかし、なぜ官僚こそが最も優遇されるべき存在なのか? それは国策一つ違えば、大きな公益の差がついて来るからです。 分かりやすい例として、戦後民主改革の一角である...
公益に沿った官僚に対する優遇制度を考えるにおいてヒントになるのは、シンガポールの存在です。 シンガポールは戦後、隣国マレーシアのルック・イースト政策に先駆けて、日本をモデルに、日本が官僚主導の開発主義体制から日本株式会社と呼ばれたように、国というより、一つの株式会社と呼ばれるような産業の隅々まで、国・官僚のコントロール...
戦前日本においても憲政の常道期における政党政治という民主主義が立派に成立していたという意見も時々見かけます。 しかし、戦前日本の憲政の常道期の政党政治では、一度も総選挙の結果に基づいての政権交代はありませんでした。 首相を選出する権限は元老の意志に委ねられていました。 つまり最後の元老と言われた西園寺公望の意思によるも...
youtubeのタイピー日記『激おこ子猫(でんちゃん)』動画を見たのは、最近のことです。 その頃には、もう亡くなられていたと思うと寂しい限りです。 ネズミ捕りの接着剤まみれの子猫を保護し、ケアしていくというほのぼのとするとても心温まる動画シリーズです。 このタイピー日記に関しては多くのファンの方々がいる一方で一部のアン...
プロフィール
管理者から
Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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