次に国際機関の改革について述べていきます。 ①グループ主義による不正が非常に蔓延みやすい状態 現代の国連においては、極めて広範囲を管轄する機関でありながら、客観的評価システムがほとんど機能してないために、グループ主義による不正が非常に蔓延みやすい状態になっています。 そのため、国際支援は賄賂や腐敗を増大させ、社会利益...
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ではルーター派諸国の改革について述べていきます。 ルーター派諸国の代表的欠点は格差の小ささです。 先天的・固定的・資本主義万能主義的な格差ではない、後天的・流動的・社会利益主義的格差は、グループ主義を排除するためには必要不可欠です。 ルーター派諸国の特徴である自決思想と平等思想、これらが相合わさることによって、グ...
次にアメリカに移ります。 ①市場メカニズム主義・資本主義万能主義の精神から生み出されるマイナス面 イギリス同様カルバン派諸国の特色として、市場メカニズム主義・資本主義万能主義の精神が根付いており、その度合はイギリスをはるかに超えるものがあります。 ロビー活動が著しく、選挙にしても、外交にしても、裁判にしても、全てお金で...
では、次に『総論的』なものから、『各論』つまり、各国別に改革・改善対処方に関しての考証に移っていきます。 先ずイギリスから始めて行きます。 イギリスの欠点は、【Ⅰ】ジェントルマン資本主義の流れからの技術・実業軽視、金融・虚業重視の傾向と【Ⅱ】客観的評価システムであるエージェンシーなどの業績評価が十分に機能していない...
では、どうすれば全ての人が幸せになる 社会のシステムを 構築できるかを社会利益、公益の観点で追求していくdreamingの本格的作業に入ります。 先ず、各国の歴史から社会利益においてのプラスの項目をピックアップして、この記事においては『総論的』に纏めて行きます。 そして、別記事において『各論的』に各国別、改革・改善対処...
次に、国際機関の歴史を遡って、考察して行きます。 ①客観的評価システムが機能しない中で構成する規模が最大のために腐敗やグループ主義が蔓延みやすい環境に 世界初の国際機関となったのは、第1次大戦後創立された国際連盟ですが、武力を持たず、全員一致の採決を必要とし、アメリカなどの大国が不参加であったために、ほとんどその役割を...
独裁国家でありながら、腐敗度が世界最良レベルに常に位置しているシンガポールは極めて特殊な国家と言えます。 この国家の歴史を遡って行きます。 ①戦前のシンガポール 14世紀頃までは、この地域には主な産業などがなく、途中も痩せており、農業も栄えておらず、海賊を生業としている人々が多く住む海賊の漁村的存在でした。 ヒンズー教...
では、次に半ルター派国のドイツの歴史を遡って見ていきます。 ①半ルター派国とは 半ルター派国としたのは、ルター派を中心としたプロテスタント教徒とカトリック教徒がほぼ拮抗しているためで、北欧のように大半をルター派プロテスタント教徒が占めるのと状況が異なるためです。 カルヴァン派の場合は資本主義万能主義的なグループ主義...
ルター派諸国とは、プロテスタントのルター派の教徒が国の大部分を占める国家で、スウェーデン・デンマーク・ノルウェーなどの北欧諸国を指し、これらの国々は総じて、民主主義指数が世界最上位に位置して、安定した民主主義を長期間保持しています。 それは民主主義から派生する 結果的客観的評価システムが正常に機能していることを意味して...
次にアメリカの近代から現代にかけて、遡って見て行きます。 ①アメリカとオランダの共通項 19世紀後半から20世紀初期にかけて、アメリカはイギリスを急速に追い上げ、世界の覇権国としての地位を築いていきますが、その背景・要因は正に200年前における覇権国となったオランダと類似している所が多くあります。 カルヴァン派のプ...
プロフィール
管理者から
Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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