人格的にすばらしい人生を歩むにはどうしたら良いのでしょうか?

それには戦略的・戦術的に分けて考えていく必要があります。

例えば、戦国時代において、不戦・平和主義を貫いてもただ滅ぼされていくだけです。

その様な置かれている環境状態をどう変えて行くか(マクロ的に)が戦略的に考えるということで、逆にどんな環境状態であっても不変的に個別の個人の方向性・生き方を(ミクロ的に)模索していくことが戦術的に考えるということです。

正直言って、戦術的に追及していくには限界があります。

上記のように弱肉強食のような戦国時代において、不戦・平和主義を貫いてもただ滅ぼされていくだけですし、そこまでいかなくとも癒着・既得権益にがんじがらめになっている社会で正論を述べても自分だけでなく、自分の周囲を含めた人々さえも不幸に陥らせるリスクが高くなります。

基本的な戦術的思考・方向性を確立出来たら、追及の方向性を戦略的思考に重点を移していくほうが建設的かもしれません。

いろいろな戦術的思考の追及が長い歴史の中現代に至るまで、宗教・哲学・自己啓発とさまざまな分野でされてきましたが、追及しすぎてしまうとそれぞれの相違・矛盾する要素から対立・争いを生み、人類史上大きな不幸を今まで積み重ねてきたことは皆さんご承知のことだと思います。

戦略的思考を追及していくには、ミクロ的個の要素(時代別、人種別、性別etc)を排除して、統計的・確率的に人が幸福に、人格的に優れた生き方を追及できる社会を構築できているかを、人類史上の全歴史の中から精密に調査していかなければなりません。

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