人徳的点数を百点満点で表すと、実際的に最良と思われる点数は60~80点位ではないかと考えれます。

なぜなら、GIVEandTAKEの記事(詳しくはこちらクリック)で述べているように、選別せずになんでもかんでも与える自己犠牲のGIVERはTAKERを増やす肥やしとなってしまうからです。

 

しかし、残念ながら現況の社会状態は、この最良と思われる点数(60~80点位)を皆が目指すのではなく、表面的・建前的には、90~100点位の理想主義、現実的・本音的には40点以下の赤点の二面性のダブルスタンダードが主観的・詐欺的解釈のねじ曲げによって、あらゆる分野・至る所で確立されているような気がします。

 

最良と思われる点数(60~80点位)を目指そうとすと、表面的・建前的な90~100点の理想主義的な観点から非難・否定され、一部の真面目で実直な人々は指摘されたために修正して、その90~100点の理想主義に近づこうとしますが、そこを現実的・本音的には40点以下の赤点のTAKER的人々に待ち構えられていたように、搾取されてしまうという迷路のような罠に絡み付けられ、真面目で実直な人々は疑心暗鬼になり、心が歪み、この二面性のダブルスタンダードを自身も実践していかざる得ない精神状態になってしまいます。

 

この悪循環を是正するにはどうすれば良いのでしょうか?

思うに、主観的・詐欺的解釈のねじ曲げができにくい社会環境を構築していくことではないかと、

つまり、さまざまな公益性と密接にリンクした良質な客観的評価システムを社会全体に網羅させることによって、疑心暗鬼に陥らず、安心して最良と思われる点数(60~80点位)を皆が目指すことができ、現実的には40点以下の赤点状態が蔓延している状況を打破できるのではないかと思われます。

 

実際的にも、この客観的評価システムが整備されている社会・国程人々の幸福度が高いこと(詳しくはこちらをクリック)が客観的評価システムを網羅させる必要性・重要性を裏打ちしています。

客観的評価システムが余り整備されていないと、グループ主義の制御がどうしても不十分となり、反公益性をもつグループ主義が蔓延り易くなります。(詳しくはこちらをクリック

 

そのため、社会全体的には赤点(40点以下)といかなくても、平均以下の実質的40点台の人々が一番多い状態が形成されてると恐らく思われます。

 

そうして、数の論理で彼らが最も優遇されるような社会形態が自然と構築されてるとほぼ確実的に予測できます。

勿論、表面的・建前的には90~100点を主観的・詐欺的解釈のねじ曲げによって装いながらです。

 

表面的・建前的な気遣い・配慮・気配り・挨拶などが重視され、本当に困難を抱えていてたくさんの人が苦しんでいる社会的重要な問題がおざなりにされる・・・

 

この二面性の原理が生み出した二面性の結果を覆すためには、我々皆全員の強い意識革命が必要な気がします。

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