イギリス同様カルバン派諸国の特色として、市場メカニズム主義・資本主義万能主義の精神が根付いており、その度合はイギリスをはるかに超えるものがあります。 ロビー活動が著しく、選挙にしても、外交にしても、裁判にしても、全てお金で動くとも言われる状態です。 金銭的利益が客観的評価システムの充実 した整備などにより、社会の利益と...
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Future Creatorの記事一覧
イギリスの欠点は、【Ⅰ】ジェントルマン資本主義の流れからの技術・実業軽視、金融・虚業重視の傾向(詳しくはこちらをクリック)と【Ⅱ】客観的評価システムであるエージェンシーなどの業績評価が十分に機能していない(詳しくはこちらをクリック)点です。 【Ⅰ】ジェントルマン資本主義の流れからの技術・実業軽視、金融・虚業重視の傾向を...
宗教とは本来、平和を願う気持ちから生まれるものです。 しかし、歴史的に見ると宗教勢力の増大と平和が正の相関関係にあるというよりも、どちらかと言えば負の相関関係になっていることは歴史に詳しい方であれば大抵は気づかれていることだと思います。 古代中国における儒教(詳しくはこちらをクリック)、中世ヨーロッパの暗黒時代における...
よく自己啓発本で、「お金稼ぐ」ことは「人を幸せにする」ことであるというマインド設定をすべきだという記述が見られます。 しかし、現実的にはそうでないことは高収入の人=社会利益の貢献度高い人という理想的な構図が成立していないのを見ても分かります。😓 この世の中は、基本的に資本主義社会です。 現代社会において...
漫画『鬼滅の刃』を読んでの記事でも述べていますが、『約束のネバーランド』を読んで一番印象に残ったのは172話「自由」です。 しかし、最近掲載された特別番外編の「母の決意」も同じ位心に残りました。😀 ①「母の決意」の要約 脱走者を出してしまったにも関わらず処分を受けずに、逆にイザベラがグランマに昇格したこ...
「バズる」とは、ブログなどの情報や発言に対して短期間で爆発的に拡散されたり、口コミが広がったりする様子を表現した言葉です。 FacebookやTwitterといったSNSで情報が一気に拡散し、閲覧数が急上昇したときに「バズる」または「バズった」と表現されます。 バズると弁論術には共通性があるような気がします。 両方とも...
子供の頃は皆が屈託なく、天真爛漫に真の無邪気な笑顔で幸せの絶頂にあったのではないでしょうか? 皆あの頃に戻れないでしょうか?😓 年齢を経るにつれて分け隔てなく人を思いやり優しくしたり、社会利益に尽くす人ほど報われず、場合によっては迫害を受け、あまり他者の気持ちを思いやらない自己中心的・グループ主義的利益...
先ず重要なことは、報酬が少なければ、他の要素、アメリカで言うとロビー活動・猟官制、中国で言うと官僚腐敗・癒着のグループ主義の引力に負けてしまいます。 つまり、結果的客観的評価システムである行政の業績評価である GPRAやPARTが、21世紀初頭のアメリカにおいて、余り活用されず、業績評価の中心的役割を担う GAOも ロ...
国際機関は総じて、機能する客観的評価システム(詳しくはこちらをクリック)がほとんどない状態に加えて、構成する規模が最大であるために、腐敗やグループ主義が極めて蔓延みやすい環境にあります。 規模が大きい程、悪貨が存在する率が高いため、客観的評価システムの整備が不十分な環境下では、グループ主義がドミノ倒しのように急激に進行...
シンガポール独立運動の担い手はリー・クアンユーが率いる英語教育を受けたⒶ海峡華人グループと中国語教育を受けた華人が率いるⒷ共産系グループでした。 両者は政治的イデオロギーが全く違いますが、当初は共闘して行きます。 両者の違いは、後者Ⓑが中国からの移民集団として民族別・出身地別のコミュニティで生活していたのと異なり、前者...
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Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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