では、次に『総論的』なものから、『各論』つまり、各国別に改革・改善対処方に関しての考証に移っていきます。 先ずイギリスから始めて行きます。 イギリスの欠点は、【Ⅰ】ジェントルマン資本主義の流れからの技術・実業軽視、金融・虚業重視の傾向と【Ⅱ】客観的評価システムであるエージェンシーなどの業績評価が十分に機能していない...
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では、どうすれば全ての人が幸せになる 社会のシステムを 構築できるかを社会利益、公益の観点で追求していくdreamingの本格的作業に入ります。 先ず、各国の歴史から社会利益においてのプラスの項目をピックアップして、この記事においては『総論的』に纏めて行きます。 そして、別記事において『各論的』に各国別、改革・改善対処...
次に、国際機関の歴史を遡って、考察して行きます。 ①客観的評価システムが機能しない中で構成する規模が最大のために腐敗やグループ主義が蔓延みやすい環境に 世界初の国際機関となったのは、第1次大戦後創立された国際連盟ですが、武力を持たず、全員一致の採決を必要とし、アメリカなどの大国が不参加であったために、ほとんどその役割を...
独裁国家でありながら、腐敗度が世界最良レベルに常に位置しているシンガポールは極めて特殊な国家と言えます。 この国家の歴史を遡って行きます。 ①戦前のシンガポール 14世紀頃までは、この地域には主な産業などがなく、途中も痩せており、農業も栄えておらず、海賊を生業としている人々が多く住む海賊の漁村的存在でした。 ヒンズー教...
では、次に半ルター派国のドイツの歴史を遡って見ていきます。 ①半ルター派国とは 半ルター派国としたのは、ルター派を中心としたプロテスタント教徒とカトリック教徒がほぼ拮抗しているためで、北欧のように大半をルター派プロテスタント教徒が占めるのと状況が異なるためです。 カルヴァン派の場合は資本主義万能主義的なグループ主義の要...
ルター派諸国とは、プロテスタントのルター派の教徒が国の大部分を占める国家で、スウェーデン・デンマーク・ノルウェーなどの北欧諸国を指し、これらの国々は総じて、民主主義指数が世界最上位に位置して、安定した民主主義を長期間保持しています。 それは民主主義から派生する 結果的客観的評価システムが正常に機能していることを意味して...
次にアメリカの近代から現代にかけて、遡って見て行きます。 ①アメリカとオランダの共通項 19世紀後半から20世紀初期にかけて、アメリカはイギリスを急速に追い上げ、世界の覇権国としての地位を築いていきますが、その背景・要因は正に200年前における覇権国となったオランダと類似している所が多くあります。 カルヴァン派のプロテ...
18、19世紀の時代の近代に戻り、話を進めていきます。 ①近代における二つの客観的評価システム 近代の欧米においては、民主主義の制度から派生した政権党の政治に対して多数の国民による選挙における支持率という評価と政権を任せる報酬という結果的客観的評価システム以外にもう一つ時代を変える客観的評価システムが登場しました。 そ...
プロテスタントにより、貴族制・封建制は崩壊し、、資本主義・民主主義が推し進められていきました。 ①資本主義のマイナス面 しかし、プロテスタント国であるオランダやイギリスが海外において植民地支配における原住民に対する搾取や残虐的行為は凄まじいものがありました. それらは予定説の解釈によって、選民思想的考え方、つまり、野蛮...
宗教というものは、歴史上から見て、人類の幸福に関して、プラスの作用をしているのでしょうか?それともマイナスの作用を及ぼしているのでしょうか? ①管理・運営において、主観的な判断に委ねることによって生み出される大きな不幸 教義・教えにおける問題、管理・運営における問題さらにマクロ的問題、ミクロ的問題に分けて、考察を進めて...
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Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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