世界全体的に見て、実際的に成熟・安定した民主主義を実現している国家は民主主義指数が高い北欧諸国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランド)にほぼ限定しているような状態です。 発展途上国が多いアフリカ・南米、・アジア諸国は勿論ですが、一般に民主主義国家とされるアメリカや日本にしても欠陥のある民主主...
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ここで言う正しい人間とは主観的グループ主義的に決定された者ではなく、客観的社会利益主義的に決定された者を指します。 『なぜ、正しい人間が報われるべきなのか?』考えるにおいて、社会の向上を座標軸で表すと非常にわかりやすくなります。 社会の向上を縦軸、時間の流れを横軸とした座標上で考えていくと、大事なことは一時期的に大きく...
よく言われることとして、正義感をもつことは対立を生み出すので、あまり持たず、多様性を認め、人を批判したり、悪口も言うべきではないという意見があります。 確かに一理あります。 しかし、人間は社会的な生物です。 社会的に協調して、相互扶助して生かされています。 一人で生きている様に見えても、実際的には独力で生きていける人は...
第二次世界対戦後のイギリスにおいては、階級格差・教育格差も大きく、その中で荒廃した基幹産業を労働党政権は国有化して行きますが、その基幹産業の労働組合が国のインフラを支配して、ストを多発して大幅賃上げをもぎ取り、二桁以上のコスト・プッシュ・インフレを引き起こします。 国民の勤労意欲も内外の投資意欲も減退し、英国病という経...
この世の中は、基本的に資本主義社会です。 現代社会においては資本主義制度は必須のものです。 原始時代や山奥に点在した集落など集団同士の接触がほとんどない状態で人口が少ない環境では、自給自足が適しているのかもしれません。 しかし、人口が増加して集団同士が密接に交わり合う環境において、貨幣経済が成立せず、自給自足の社会なっ...
アメリカは世界中から優秀な人材を引き寄せる競争では他国に対して長期間にわたって勝利を収め続けて来ました。 その優秀な人材を取り込む仕組みの中心には、大学がありました。 アメリカ最古の大学はどれもカルヴァン派のピューリタンが創設しましたが、カルヴァンの教えにある職業的成功が救済の証拠になるという予定説の解釈とカルヴァン自...
ローマ帝国崩壊の危機となった三世紀の危機と呼ばれる軍人皇帝時代はなぜ起こったのでしょうか? この時代は、地方軍閥の指揮官が引き起こすクーデターの連続によって四分五裂の状態に陥り、半世紀の間に正式に皇帝と認められた者だけでも26人が帝位については殺されるという混乱が続きます。 三世紀の危機をローマに引き起こした最大の原因...
ローマ・アイデンティティとしてローマのインフラや防衛を支えることなどの公共善に一体的な紐帯をもたらした補助兵を25年勤めれば市民権が与えられる結果的客観的評価システムがアントニヌス勅令によって無力化したことによってローマ帝国崩壊の危機となった三世紀の危機と呼ばれる軍人皇帝時代を生みだされました。 ローマ市民権は特権であ...
裕福な家庭に生まれなければ、人はお金持ちになるためには普通・一般的には努力・労力・時間を犠牲にして達成していきます。 しかし、それによって得たお金は果たして必ずしもその犠牲にした努力・労力・時間に見合う以上の幸福を本人に与えているのでしょうか? 『お金は人を幸せにするのか?それとも不幸せにするのか?』の記事(詳しくはこ...
官僚を優遇するとしても今のような公益と相反する天下り制度を推進するわけでは決してありません。 公益と沿う優遇制度(詳しくはこちら)を構築すべきということです。 しかし、なぜ官僚こそが最も優遇されるべき存在なのか? それは国策一つ違えば、大きな公益の差がついて来るからです。 分かりやすい例として、戦後民主改革の一角である...
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Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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