歴史上で、欲を制御して、名君といわれた人物としては唐の太宗、ローマ帝国のマルクス=アウレリウス(五賢帝の一人)が挙げられます。 これらの名君の下で短期的には社会にとってはプラスの効果が及ぼされます。 しかし、長期的にはどうでしょうか? 太宗の跡を継いだ高宗は危険人物だから手を出すなと言われていた則天武后に魅了されてしま...
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科挙制度が成立するまでの中国は、春秋戦国時代、三国志時代 、五胡十六国、南北朝時代と王朝と王朝との間には何百年と続く内乱と戦国の時代は続き、王朝の成立期間であっても 非常に内紛にまみれたものでした 。 科挙制度が成立するまでの中国では、人材の選抜法として郷挙里選や九品官人法などの有力豪族や貴族による血縁やコネにより事...
お金=幸せという考え方は、救いの証の客観的基準を富の蓄財とし、富の追求を第一とする思想(キリスト教プロテスタントの予定説から生まれた)とそこから派生したカルヴァン派の神学者であり、国富論の著者であるアダム・スミスの資本主義万能説に通じるものがあります。 この世の中は、基本的に資本主義社会です。 現代社会においては資本主...
愛憎も正義・悪も全て幻想と考えることが実は人々の対立・争いを消滅させるというお話をしていきます。 歴史上、名君はどのようにつくられるのか?(詳しくはこちらをクリック)の記事でも述べさせていただいていますが、人は表面的な雰囲気、外見上のものだけで評価し、それを内面的な全ての評価に類推延長してしまいがちです。 正義・悪とい...
名君はどのようにつくられるのか? これは、当時の封建時代の人々(君主、家臣、民衆ともに)にとって恐らく永遠のかつ最も重要なテーマだったのではないでしょうか? 歴史的に見ると、どの王朝も初代から末代にかけて君主というものは大体は代を重ねる毎に劣化していき、そして滅亡していく流れとなります。 しかし、その中で突然変異的に名...
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Future Creatorといいます。 幼い頃から歴史が好きでその関連の本をひたすら読んでいました。ただ自分にとって歴史は過去の史実を鑑賞するという対象ではなく、未来に活かすための指標としてのものだったような気がします。歴史を学び、追及し、皆が幸せになれるシステム、社会を創りだしたい。そいう想いを込めてのネーミングでもあります。これから末永く宜しくお願い致します。
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