特権階級・支配者層の人々は本当に幸せなのでしょうか?

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グループ主義による特権階級・既得権益層・支配者層の人々は本当に幸せなのでしょうか?

確かに、そのグループ主義が蔓延る国・社会においては、特権階級・支配者層の人々は比較論としては特権階級外の人々や支配体制下に置かれる人々に比べると幸福だといえます。

しかし、外の世界、客観的評価システムの整備され、グループ主義が制御されているような国・社会の人々と比べると圧倒的に幸福度が劣るのではないでしょうか?

特に軍閥・マフィアが跋扈し、腐敗・貧困・内乱に満ち溢れた、半分封建時代に先祖返りしたような状況下にあるような極めてグループ主義が蔓延る国・社会では常に対立・争いが起き、いつ、その不公平の上に築かれた恵まれた地位が奪われるかわかりません。😨

たとえ幸運にも奪われなかったとしても、常に恐れ、疑心暗鬼にさいなまれる精神的不安定な人生を歩まなければなりません。

その様な人生よりは、客観的評価システムの整備され、グループ主義が制御されているような国・社会での平均的地位での人生を歩む方がよっぽど安定的で幸福な人生を送れるといえます。😊

しかし、彼らのほとんどはその不公平で、歪んだ既得権益・支配体制を崩すような動き・改革に対しては全力で阻止し、弾圧を加えます。😣

それらは、主として特権階級外の人々や被支配者層からの復讐や反動に対する恐怖心からの行動といえます。

強固なグループ主義体の代表例ともいえる植民地統治には必ずと言って、被支配者層の分断策が用いられます。(詳しくはこちらをクリック)

よって、これらを覆すには全階層の中での団結・不屈の精神が必要といえます。

ただ、その全階層には被支配者層だけではなく、支配者層も含まれれるべきといえます。

なぜなら、彼らもある意味ではグループ主義による被害者と言えるからです。

グループ主義が制御される客観的評価システムの整備された国・社会では彼らはより幸福なれるものの、被支配者層からの復讐や反動に対する恐怖心に囚われるがゆえにそこから抜け出せないでいるのです。

恐らく被支配者層と支配者層を入れ替えたとしても、支配者層は同じ行動をとるでしょう。

民主主義改革のルター派諸国における支配者層の協力的改革がグループ主義移行が無く、新しいグループ主義体がつくられないで済んだために、それぞれが民主主義指数の最上位レベルにある成熟した民主主義国家を築いている(詳しくはこちらをクリック)のを見ても、被支配者と支配者層の協力的改革が極めて望ましいことが実感されます。(またルター派諸国=北欧諸国は世界幸福度ランキングでもそれぞれ最上位レベルに位置しています)

逆にアフリカ諸国のジンバブエ 南アフリカ共和国では、白人支配から独立した後、グループ主義の構図を解消できずに旧支配者の白人排斥が過激化し、急激な経済的悪化・破綻する相互的マイナスマイナスのケースに陥っています。

特別国会、天下り制度などにより不公平で歪んだグループ主義的支配にある日本においても、官僚に対するバッシングや批判がよくされています。

最近では上級国民などの少し偏った角度からの非難がされたことは皆さん記憶されているでしょう。

しかし、官僚の方々もできれば天下り制度の様な歪んだ公益と負の相関関係にあるシステムではなく、シンガポールの様な正の相関関係にある客観的評価システムで堂々とした優遇をされたいと思っているでしょう。(詳しくはこちらをクリック)

行政・政策分野の職業ほど公益に直結し、影響を及ぼすものはありません。

ここに最も優秀な人材を集結させることは公益上極めて重要事項といえます。

最も優秀な人材を集結させるためには、どの分野よりも最も優遇される待遇が必要不可欠といえます。(詳しくはこちらをクリック)

ただ、その優遇するためのシステムは天下り制度の様な歪んだ公益と負の相関関係にあるシステムではなく、公益と正の相関関係にある客観的評価システムで優遇されたものであるべきです。

支配者層、被支配者層双方にとってのプラスプラスの案を提示することが、支配者層の恐怖を取り除き、両者の協力的改革を飛躍的に促進させることになります。😄 

 

 

 

 

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