理想的なリーダー、指導者、上司、経営者を得るには(もしくは育てるには)どうしたら良いのでしょうか?
社会や組織を構成する人口が増えれば増えるほど、それらをとりまとめるリーダー、指導者の存在は必要不可欠な要素となります。
そして、構成員である私たちが幸せのなれるかどうかは彼らに大きく左右されることになります。
どのようなリーダーが良いでしょうか?
優しく、強く、選択眼があって、活力がある・エネルギッシュでなにより優秀な人etc・・・あげれば切りがなくなってしまいます。
ではこのようなリーダー、指導者をどうやったら得ること(もしくは育てること)ができるのでしょうか?
何よりも先ずは待遇面で良くなければ、いい人材が集まりません。
リーダーはそうでない者にくらべると当然少数派です。
横並び平等の原理で考えてしまうと数の論理、グループ主義の引力でリーダーサイドは極めて不利な立場に追い込まれ、場合によっては自己犠牲・奴隷的状況下に置かれてしまう可能性もあります。
三人集まれば、派閥ができるというように、人が集まれば、本能の集団欲の作用によって必ずグループ主義が形成されます。
リーダーはそれらを排除して、集団・組織全体の利益をうみださないといけません。
集団・組織内に蔓延る多数の本能に基づいた強固なグループ主義を制御していくには、当然のことながら強力な活力・モチベーションが必要不可欠となっていきます。(そうでなければ、強力なグループ主義の引力に間違いなく引きずり倒されていきます。)
そのモチベーションが、公益に沿った客観的評価システム下の正当な評価・報酬により導かれるところの、公私ともにより幸福な人生の中で湧き起こされたものであればいいのですが、そうでなく自己犠牲的、奴隷根性的に無理やり出させる環境になってしまうことも多々あります。
その様な環境では、だれもリーダーになりたがらなくなり、なるのは自然の流れで優秀でない者か利権の紐付きである者に限定されていき、当然のことながら、構成員である私たち全員が不幸になっていく道筋しか辿れません。
この日本の実質的リーダーと言える立場にあるのは、官僚の人々と言えます。
官僚でもなく、公務員経験もない自分が官僚が最も厚遇されなければならないと力説するのは、構成員の一人である自分自身が幸福になりたいからです。
優れた人材が、この国のリーダーともいえる職種に集積するためには、この職種に就いている人々の人生が公私ともに、どの職種よりもより最も幸福なものでなければなりません❕(巨人の星のように皆の目標になる程に)
よって、どんなに厚遇に見えても天下り制度のように他の国民に後ろ指さされるような存在ではなく、腐敗指数がアジア一良好で待遇面も世界最上位のシンガポールの官僚のように尊敬される存在である必要性があります。
活力がある・エネルギッシュなリーダーを得るもしくは育てるには、リーダーにその道を学び・追及するモチベーションを与えなければならず、そのためにはそれを評価する客観的評価システムが不可欠といえます。
(デンマーク、スイスなどの国々は条件的客観的評価システムにおいて最もレベルの高い三段階目の条件的客観的評価システムが他の国家に比べると充実していますが、生涯学習の時間も最も長く、また国際競争力、幸福度も世界的に最も高い位置にあります。➡詳しくはこちらをクリック)